はじめてヨーロッパに行ったのが2014年。
ヨーロッパはもう何回も旅行しているという友人Aと二人で旅行した時の話。
楽しい初ヨーロッパ旅行があんなことになるなんて・・・
この記事はイタリアで(友達が)財布とパスポートをスられた話です。
- 海外で財布をとられたらどうしたらいいの?
- どういう状況ですられたの?
- どんな格好だったの?
こんな疑問に答えていきます。
スリの舞台はイタリア「フィレンツェ」
事件が起きたのは、花の都フィレンツェの靴屋さん。
《結論》椅子に置きっぱなしにしていたカバンから、財布とパスポート、国際ドライブライセンスを盗まれた。
災難が過ぎますが、荷物を置きっぱなしにした友達も少しわるいのですよ。
日本では飲食店などの、椅子にカバンを置きっぱなしにしても大丈夫だけど海外は違う危機管理が甘いとターゲットにされてしまう・・
みなさん海外では無防備に行動しないように。
ちなみにわたしはヨーロッパ初旅行だったからガチガチの警備体制だった。
どういう状況だったか
お会計時にカバンの中の財布・パスポートなどがないことに気付いて発覚。つまり靴を選んでいる最中は何もきづいていない。
友達は長椅子にすわり荷物を横に置いて靴をえらんでいた。
- カバンはボッテガ
- 財布はエルメス(パスポートも挟んでいた)
持ち物はほとんどブランド物だった。
ボッテガバッグの上にほかのお店のビニール袋を乗せて、さらにその上に帽子を積み上げておいていた。
触ったら音が鳴りそうだけど・・・?
お店は小さくて人の出入りはすぐ分かる。友達がすわっていた長椅子は出入り口に近いところにあった。
わたし達がお店に入ったときに先客は1人だけ。その人もお会計をしてすぐ出て行った。
友達が財布がないと気付くまで新しい客は誰もいなかったと思う。
※わたしは同じ店内の奥で別の靴を試着していた。
友達いわく長いすを立ったのは1回。
店員さんと他の靴をみるために、椅子に荷物をおいたまま立ったのだそう。
発覚のとき
買いたい靴も決まったし、さぁお会計しよう!となり財布を探す友達。
「えっ?」
がさがさごそごそがさがさごそごそ
「どした?」
「さいふがない!さいふがない!!!!!」
「えーーーーーーー!!!!??」
突然の恐怖。日本語が分からない店員さんも一緒に大パニック。
財布・パスポートを盗られたらまず警察に行く
私たちの行動はこちら。
[box05 title=”海外での盗難に合った時やったこと”]
- 警察に届ける
- 先に行ったお店・カフェ・に財布が落ちていなかったか確認。
- クレジットカードをとめる
- 日本領事館でパスポートの再発行手続き・受け取り
- クレジットカード受け取り
[/box05]
まず地元の警察に駆け込む!そりゃもうダッシュダッシュ。
警察の場所はしらんけど、とりあえず歩いてるイタリア人にききまくる!
「ウェア イズ ポリース?!」
「ウェルカム トゥ イタリイアー♪オイオイ、そんな急いでどうしたんだーい?」
どこまでも陽気なイタリア人。
「なんでもいいからポリス教えてくれぇぇい!財布とられたんやー!」
「オーマイガッ!ポリースは〇〇だよー!」
優しいイタリア人。
そんなこんなで年末のバーゲンのごとく警察に押し入ったわたし達。
警察で友達は名前とかホテルとか誕生日とか聞かれていた。待合のイスには韓国人の女性2人も座っていて、彼女たちも財布をすられたんだという。
ふむ、観光客を狙ったスリはやっぱりよくあるみたい。。
警察には「見つかったら連絡する」といわれ、その場を後にする。
自分たちでも何かしたいので、とりあえず立ち寄った店に財布はないか聞いてまわる。
もうこうなったら観光どころじゃなく走り回って聞きまくる。
まぁ結局見つからなかった(;´Д`A
日本領事館でパスポートを再発行する
次に日本領事館でパスポート発行手続きを行う。日本領事館があるのはミラノ。
ここで気をつけたいのは、日本領事館は土日祝お休みだということ。
友達は不運に不運が重なって金曜に財布を盗られた。なので土日は何もできない・・
予定になかったミラノ泊が決定した。
日本領事館は土日休み
パニックで手がつかないわたし達は、イタリア在住の知人にホテルを手配してもらった。
海外で知り合いがいるというのは、そこはかとなく心強い。
どこでも予約できるようWIFIを持ち歩いた方が良い。
その後パスポートを受け取りフランスのニースに無事旅立てた。
次にクレジットカードの受け取り。
短期の旅行なら再発行は必要ないけど、私たちは2週間だったので。ホテルへの郵送はできないので知人の自宅に郵送してもらい持ってきてもらった。
知人さまさまである。
わたしじゃないけど頭が上がりませんな。
別記事で少し触れているが、この旅行をともにした友人Aと絶縁になった。というか、絶縁した。
やはり長期間の海外は親友レベルでないとおすすめしない^^;
海外でパスポートや財布をとられてしまったら
異国でパスポートをとられてしまったら
頭が真っ白になると思う。自分だったらパニックで泣いてしまうかもしれない。
だけど泣いてもパニックになってもパスポートも財布も戻ってこない。
最小限の被害でとどめるため落ち着いて行動しよう。(他人事だからこういえるけどね)
- 警察に届ける
- クレジットをとめる
- 思い当たるところは全部探す
- 日本領事館でパスポート再発行の手続きをする
- クレジットカードを発行する
パスポートを発行するにも日本にいる協力者が必要。
そしてパスポートをとられても人には当たらないように。周りの人に感謝することを忘れない。
海外で盗難にあうと不安とショックで人にあたりたくもなる。
だけど決して人にあたってはいけないと今回の旅で痛感した。そして協力してくれた人に感謝のきもちは忘れてはいけないと思う。
わたしが友人Aと絶縁した理由として、
友達Aの態度が受け入れられなかったことが大きい。わたしではなく、イタリアの知人に対して不誠実でなかったから。
助けてもらって当たり前じゃない。
わたしも旅の予定を変えたり財布を捜すのを少なからず手伝ったが何も言葉はなかった。(予定通り目的地行けばいいのにと言われ、確かにそうかなとも思ったけど)
「ピンチが訪れたとき、その人間の本性がでる。」と学んだ。
新婚旅行で分かれるカップルがいるというのも納得ですな。海外旅行というのは人間性がでる!
事件の疑問~プロすぎるスリの犯人~
それにしても、いつ財布をすられたのか全く分からない。
財布はパスポートと一緒にカバンに入っていて、そのカバンの上にはビニール袋が乗っていた。さらにそのビニール袋の上には帽子が乗っていた・・
中から財布を捜すには結構時間がかかるはずだし、なによりガサガサと音がしないだろうか?
出入口横だったため新客がきたら気付くはずだし・・
友達が席をたった隙に、外から入ってカバンをさぐるのはプロすぎる。
となると・・・店員?
そう、店員が犯人説が濃厚なのだ。
一人が接客して一人が犯行におよんだのかもしれない・・。内部犯行かもと考えると恐ろしい・・。
推測なので断言できないが、お店の中だからと言って荷物から目を離すことはやめた方がいい。
海外でトラブルにあわないために
- パスポートはコピーを持ち歩く
- 現金は二ヶ所に分けて保管する
- 自分の荷物は自分で管理する
- 斜めかけバックが安心
- WIFIは持って行った方が良い
ちなみにわたしが海外に持っていったカバンはこちら。
[itemlink post_id=”2096″]
ちょっとメンズライクだけど、使いやすい!もう少し大きなサイズでも良いかも)^o^(
楽しい海外旅行を
はじめてのヨーロッパ旅行でトラブルを目の当たりにして、ちょっとビックリしたけど楽しい旅行だった♫
海外で荷物を盗られるというのは、他人事ではありません。いざトラブルに巻き込まれたとき冷静に対処できるようにしておいてくださいね!
では楽しい旅行を
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