香水臭い女は嫌われる！元BAが教える香水の付け方と角が立たない指摘方法

エレベータやバスの中、電車の中など香水臭い女性がいたことはありませんか？

そういう女性を目の当たりにした時、自分は大丈夫だろうかと心配になる人も多いと思います。

今回は、元美容部員の私が香水臭い女性がやりがちなこと、自分が迷惑をかけていないか確認する方法をお伝えします。

またつけすぎた時の対処法や、他人に指摘する際の伝え方も紹介するので参考にしてくださいね。

香水臭い女性がやりがちなこと

昔美容部員として働いていた時、香水がきつい…と感じる人は同じことをしてました。

私の経験から「香水臭くなりやすい」行動を紹介します。

香水の種類を分かっていない

まず、香水の違いを知らない人が多いです。

ここでは4種類の違いと、特徴を紹介しますね。

基本的な4種類

オーデ（オード）というのはフランス語で「水の」という意味。

コロン・トワレ・オーデパルファム・パルファムはそれぞれ、エタノールと香料の割合が違います。

一番水（エタノール）が多いのがコロンです。

エタノールが多いと揮発性が高くなり、周りに香りが飛んでいきやすくなります。

逆に揮発性が少ないパルファムは、周りの人を楽しませる…というより自分が楽しむもの。

つまり何が言いたいかというと、香水臭い人は揮発性が高いオーデトワレ・オーデパルファンをバンバンつけまくっている人です。（コロンはほとんど香料が入ってないからOK）

と使分けすると、香りで迷惑をかけることはありません。

ちなみに香水は遠くまでは揮発しませんが、至近距離まで近づく友人や恋人・家族には届くので安心してくださいね。

つける量が多すぎる

香水をつける時、4～5プッシュしていませんか。

それぞれのプッシュ回数目安

いつも同じ香水を使っていると「本当についているかな？」と不安になってしまいがち。

けれど自分が思っている以上に香っている可能性が高いんです。

揮発性の高い香水を4～5プッシュしてしまうと、多すぎなので要注意。

種類によってプッシュ数を変えてくださいね。

つける場所が間違っている

香水をつける時、首や手首につけるという人も多いです。

もちろん間違ってはいないのですが、素肌につけるのは基本的にパルファムだけです。

というのもパルファムはほとんどが香料なので、エタノールと一緒に揮発して香りを発することができません。

そのため首やひざ裏、手首など血管が波打つ場所につけるのが一般的です。

だからこそ自分や身近な人だけが楽しむものなんです。

逆にオーデトワレやオーデパルファンは、血管の動きを利用しなくても、エタノールの蒸発とともに香りが外に運ばれます。

なので、手首やひざ裏につけなくても良いんですよ。

オーデトワレ・オーデパルファンの効果的な付け方は、

程度で十分なんです。

ちょっと少ないように思えますが、香水はすれ違った時にふわっと香る程度が上品な印象を与えます。

つけるタイミングが違う

香水は、つけるタイミングも重要なんです。

というのも香水の種類によって、香りの持続時間が違うんですよね。

ほとんどがエタノールのコロンだと、香りの持続時間はほとんどなく消えてしまいます。

逆に香料の配合が多い香水だと、8時間は持つので、朝付けたら仕事帰りまでは香っている感じ。

1日に何度もつけなおす人がいるのですが、持続時間を考えた上でつけなおしすると良いですよ。

例えばオーデパルファンだと5～6時間持続しますが、途中で付け足すと臭いがきつくなってしまいます。

別の香りを足せば、混ざって悪臭になる可能性も…。

1日に何度も香りを変えたい人は、コロンやトワレ、つけなおしが面倒臭い人は香水をつけるなど、工夫してみてくださいね。

私って香水臭い女？確認する方法

自分の臭いを自分で確認するのって、なかなか難しいものです。

ここでは、自分が香水臭い女かどうか確認する方法を紹介しますね。

自分の場所の臭いをかぐ

簡単な方法がトイレなど、自分だけの空間に数分居座り、一度出て戻ってくる方法です。

少し汚い例なのですが、例えばトイレで大をしますよね。

自分の排泄部の臭いってあまり分からないものなのですが、一旦出てまた入ったら「え？こんな臭いの？」とビックリすることありませんか。

そんな感じで狭い空間に閉じこもってみて、戻ると客観的な自分の香りが分かることもあります。

自分が香水臭い女なのか心配になったら、ぜひ一度試してみてください。

周りの人の反応を見る

周りの人の反応をよく見てみるのも、1つの指標となります。

例えば、周りの人からこんな対応を取られていませんか。

自分が香水をつけると、いつも違う行動をとる人がいないか観察してみてください。

香りについてはダイレクトに指摘すると「スメルハラスメント」にもなるため、言えずに困っている人も多いです。

周りの人表情や、対応で迷惑になっている人がいないか確認してみてくださいね。

信頼できる人に聞く

自分の居場所の臭いをかいだり、周りの人を観察しても分からない…という人は、信頼できる人に聞いちゃいましょう。

注意したいポイントは、嘘偽りなく本当のことを教えてくれる友人や知人に聞くこと。

上記のような人は、本当のことを言ってくれない可能性がありますよ。

そのため、昔からよく知っている人や家族に聞いてみるといいですね。

そしてもし「うん、香水臭いね」と言われても、怒らずショックを受けず、前章で紹介したことを実践してくださいね。

脱・香水臭い女！つけすぎた時の対処法

自分が香水臭い女だということが分かった時、どうすれば良いのでしょうか。

ここでは香水のにおいを取る方法を紹介します。

石鹸で洗う

香水をつけた場所が手首など、洗える場所なら石鹸で洗いましょう。

香水は簡単に落とせるので、つけた箇所を洗えば解決です。

消臭スプレーをかける

香水をつけた場所は、手首など洗える場所ではなく衣類だった場合は、消臭スプレーを使いましょう。

消臭スプレーは、臭いの元となる匂い成分をキャッチして、中和・分解してくれるもの。

注意したいのあ、消臭スプレーを使う時は無香のものを使うこと。

フローラルや石鹸など香りがついているものは、最悪香水の匂いと混ざってより臭くなってしまう可能性があります。

もし職場に自分専用のロッカーがあるなら、無臭の消臭スプレーを置いておくと便利ですよ。

アルコールでふき取り乾かす

消臭スプレーがない場合は、アルコールでふき取っても効果があります。

例えば、首筋やひざ裏など石鹸で洗いにくい場所は、アルコールでふき取れば香水臭さが収まりますよ。

というのも、前章で紹介したように香水はエタノールの量が多いほど、揮発性が高くなり持続時間が短くなります。

消毒のために持ち歩いているアルコールでも良いし、除菌ウェットシートなどでも大丈夫。

そしてふき取ったあと風にあてて乾かせば、なお香りは消えやすいですよ。

ただ肌にアルコールを付ける時は、かぶれや赤みが出ないよう注意してくださいね。

香水臭い女性への伝え方

周りに香水臭い女性がいると、指摘しにくいですよね。

ここでは、角がたたない伝え方を紹介します。

○○さんが来たらすぐ分かるね

一番遠回しに伝えられる方法がこちらです。

例えば、香水臭い女性が入ってきたら「あ！やっぱり！○○さん来てたんだ。○○さん来たらすぐわかる」などと言いましょう。

そうすれば「なんでですか？」と聞かれると思うので「香水の匂いで分かるよ」と言えば、気づいてくれるはずです。

これだと「臭い」とは言っていないし、自発的に「つける量が多かったかな？」と気づくことができますよね。

自然体の方が相手も素直に状況を受け入れられると思いますよ。

違う香りの話を出す

香水ではなく、違う香りの話題を出してみるも1つの手です。

例えば「ダウニーって柔軟剤、良い香りだけど入れすぎると臭いよね。うちの母親がさ～」みたいな感じで香りを話題に出します。

さらに「使ってると、気づかないもんだよね」など、フォローを入れてあげると〇。

そうすれば、会話に入りつつ「私の香水ももしかしたら臭いのかも…」と考えなおすきっかけになると思います。

そこでもし「私の香水はどうかな？」と聞かれたら、正直に答えてあげてください。

「○○さんの香水もいい香りだよね。だけど、もう少し控えめにしてもいいかも」と教えてあげれば角は立たないのではないでしょうか。

ストレートに…

最終的に気づいて貰えない場合は、ストレートに言ってもよいかもしれませんよ。

香水をつける人は美意識が高いし、体臭や臭いにコンプレックスを持っている人かもしれませんので、慎重に。

「いい香りなんだけど、ちょっと鼻が敏感で。少し抑えめにしてくれると嬉しいな」と良い香りなんだけど…とフォローを入れてましょう。

さらに注意する時は、大人数の前でなく化粧室でこっそりと言ってあげると、親切ですよ。

香水をつけている人も気づいていないだけなので、優しく伝えてあげたいですね。

香水臭い女にならないよう要注意！伝え方も慎重に

良い匂いの香水も量を間違えてしまうと、ただの香水臭い女になってしまうので要注意。

香水の種類や持続時間を理解していれば、周りの人に迷惑をかけることもありませんよ。

もし身近に香水臭い人がいたら、慎重に伝えてあげてくださいね。

「香水がきつい人に注意したい」「自分が人に迷惑をかけていないか心配」という人は記事の内容を参考にしてください。