日傘はいつからいつまで使うべきか、悩みますよね。
「日差しが強くなったらさそう」なんて軽く見ていたら、うっかり日焼けしてしまった…なんてことになりかねませんよ。

いつから紫外線対策を始めるべきか知りたい!
今回は日傘をさすべき季節と時間、日傘の買い替え時期を紹介します。
もしかしたら今使っているUV効果はなくなっているかもしれないので、日傘を使い始める前に記事を読んでくださいね。
日傘はいつからいつまで使うべき?


紫外線はUV-AとUV-Bの2種類に分かれていて、肌に与える影響も量が多くなる時期も違います。
「いつから日傘を差そうかな…」と迷っている人は、紫外線の量が増える4~10月の
ここでは、日傘はいつからさせばよいのかお伝えしますね。



気象庁・環境庁のデータを元に見ていきます!
日傘は紫外線が増える4月~10月頃使うべき
日傘は紫外線が増える4月~10月にかけて使うべきです。
「4月や10月って時には涼しい日もあるし必要なの?」と疑う人もいると思うのですが、まずは下記のデータをみてください。





4月頃から紫外線量がぐんと増えていますね。
特に7月の紫外線量はピークを迎えていて、12月と比べても一目瞭然。







7月の紫外線量はかなり高い!絶対日傘をささないとダメですね。
ちなみに7月にピークを迎えるのは「UV-B」の話なんですが、紫外線はUV-A・UV-B・UV-Cに分かれます。


私たちが気を付けないといけないのは、地表に届くUV-AとUV-B。
そしてUV-AとUV-Bにもそれぞれ違いがあるので、簡単に説明しますね。


- UV-A…雲や窓ガラスも通り抜ける紫外線。年中降り注いでいて、肌の真皮まで届く。シワやたるみの原因になる。
- UV-B…雲や窓は通り抜けない。肌の表面に作用して「肌ヤケド」をおこす。
肌が焼けるようなじりじりとした紫外線は「UV-B」なので、それを防ぎたい場合は4月~10月にかけて日傘が必要。
肌の奥深くまで届いてシワやたるみになる紫外線「UV-A」は年中変わらないので、こちらを予防するには一年中日傘はさした方がいいことになります。
一年中日傘をさすのは面倒!という人も、4月~10月はさすよう意識してみてくださいね。
11時から14時は紫外線のピーク
日傘を絶対さすべき時間帯は、9時~14時です。



これも気象庁が公開しているデータを見ると分かります。


特に11時から12時の間はグラフが真っ赤なので必須、14時も紫外線は強いのでさした方がいいことが分かります。
ここで、注意したいのは15時ごろですね。
犬のお散歩やジョギングなど外に出る方も多いと思うのですが、少しずらして16時ごろにした方がいいのかも。
紫外線は少ないと言っても中程度、気を付けないと日焼けしてしまいます。
洗濯物を干したりお散歩に少し外に出たい…という人は、朝は8時まで夕方は16時以降にずらすことをお勧めします^^
日傘のいつから買える?買い替え時期はいつ?


日傘の必要性が分かって貰えたかとおもいますが、次に疑問なのが日傘の購入場所や買い替え時期ですよね。
ここでは、日傘をどこで購入するべきか、保管のコツや買い替え時期を紹介します。
年中買えるが争奪戦の場合もあり
日傘は基本的に、傘売り場で年中購入することができます。
百貨店やショッピングモールなら年中取り扱いがありますが、夏が近づくと特設コーナーが設けられるので目立ちますよね。
いつでも買えるのですが、注意したいのは「手作り」や「人気ブランド」の日傘。
職人の手作り日傘の場合、注文が殺到する夏場に買おうと思っても品切れですぐに手元に届かない可能性があります。



人気ブランドもそうですよね。
例をあげると「ストライプの日傘が人気のサンバリア100」は夏場に品切れになることがほとんどです。
全部の商品が在庫切れってことはないのですが、人気のデザインのものは欲しくても入荷待ちになることがあります。
みんな日差しが強くなると焦って日傘を探し出すので、可愛い日傘が欲しい人は早めから買っておいた方が安心ですよ。
UVカット加工されたものは2~3年が寿命
雨傘と違って買い替え時期の見分けがつかない日傘ですが、寿命は大体2年~3年だと言われています。
というのも、日傘は使い続けると「UVカット効果」が失われてしまうから。
- 日傘だけと雨の日に使った
- 色が剥げてきた
- 色褪せてきた
など、上記の場合はUVカット加工がなくなっている場合があります。



その日傘に紫外線を防ぐ効果はないかも…
雨傘のように「錆」や「水を弾かなくなった」など分かりやすい目安がないのですが、3年ほどたったら買い替えましょう。
ちなみに、2~3年で寿命が来るのはUVカット加工されているもの。
下記のような「遮光生地」が内側に貼られているものは、大丈夫なので安心してくださいね。


完全遮光100%で人気のサンバリア100の公式サイトでも、こう書かれていました。
日傘の寿命3年の根拠は普通の日傘は紫外線反射剤、紫外線吸収剤等を塗布して紫外線を防いでいます。その反射剤、吸収剤は3年程で取れるからなのです。サンバリア100は傘生地素材(4層構造)そのもので紫外線を100%カットしており、紫外線反射剤、紫外線吸収剤は使用していません。従いまして生地が破れない限り効果は落ちないのです。サンバリア100の寿命は永遠とは言わないまでも3年ではありません。
引用元:スタッフコラム「日傘の寿命は3年?」
まずは手持ちの日傘がUVカット加工されているものなのか確認して、そうなのであれば2~3年で買い替えましょう。
日傘の保管のコツ
日傘には「UVカット加工のもの」「完全遮光生地が張られているもの」と2種類あります。
特にUVカット加工されているものは、雑に扱うとすぐに加工がなくなってしまうので要注意。
- 濡れたまま放置しない
- 日焼け止めなどついた手で生地を触らない
- 車内やトランクルームに放置しない
- 長期間つかないなら日光を避けて風通しのいい場所に保管する
雨に濡れると生地の変色や錆の原因になるので、しっかりと乾かしてからしまうこと。
生地が汚れたからといって、ゴシゴシこすると摩擦でUVカット加工が取れてしまいます。
汚れた場合は、ぬるま湯で薄めた洗剤をスポンジに含ませて優しくなでるよう拭きとって、さらに違う布でふき取ります。



そうすれば生地を傷めずに汚れが取れます。
また、気を付けたいのが車内やトランクルームに傘を置きっぱなしにすること。
これ結構やりがちなのですが、高温な車内に日傘を放置するとサビや変形の原因になるので、絶対に辞めましょう。
日傘を選ぶ時のポイント


ここでは日傘を選ぶポイントを紹介します。
肌のためにも紫外線対策したい!という人は、ポイントを押さえて「良い日傘」を選んでくださいね。
UV加工なのか遮光生地なのか
前章で書いたように日傘は「UVカット加工されているもの」と「遮光生地」を使ったものの2種類に分かれます。
それぞれのデメリットとメリットは以下の通り。
UVカット加工の日傘
- 比較的安い
- 軽い
- いつでも買える
- 2~3年で寿命が来る
- 摩擦などで加工が取れやすい
遮光生地を使った日傘
- 生地が破れない限り使える
- 高級感がある
- 値段が高い
- 少し重い
- 時期によっては品切れで買えない
UVカット加工の日傘は2~3,000円で買えますが、遮光生地を使ったものは15,000円~20,000円するものまで様々。
ただ値段は高いけど生地が破れない限りUVカット効果は続くので、最終的にこちらの方がお得感はありますよね。
遮光生地を使ったものは基本的にどれも重いので、軽量の傘が良いという人はUVカット加工のものがおすすめです。
それぞれの良さがあるので、行く場所や用途によって使い分けるのが良いと思いますよ^^
日傘は黒がベスト
日傘を選ぶ時気になるのが色ですが、こちらも「UVカット加工」「遮光生地使用」を選ぶかで変わってきます。
というのも遮光生地が内側に使われているものは、外側の生地が何色でも関係ないですよね。





自分の好きな柄を選べばいいですね。
「UVカット加工」がされているものも、生地に紫外線反射剤などの加工がされているので、色は何色でも良いのかもしれません。
けれど、一応色別に防止効果が変わるので紹介しますね。


上記を見てもらうと「黒>黄>緑>白>ピンク」の順にUV防止効果が高いのが分かります。
UVカット加工がされているものは、摩擦などで加工が取れてしまうので、気になる人は黒色の日傘を選んでおいた方が安心ですね。



知らない間に加工が取れて防止効果がほとんどなかった…ってことになりませんように。
遮熱(しゃねつ)遮光(しゃこう)率も要確認
日傘を選ぶ時に確認したいのが遮熱と遮光マーク。
日本洋傘復興協議会によると、遮光率が99%以上の生地を使用した日傘を【遮光傘】、99.99%以上の生地を使用したものを【1級遮光傘】と呼びます。


また遮熱指数35以上をクリアしたものには、以下の遮熱・遮光マークが付けられています。


選ぶ基準が分からない時は「遮光・遮熱」効果がしっかりあるものを選んでくださいね。
まよったらこれ!おすすめの日傘ブランド


これまで日傘はいつからいつまで使うべきか、日傘の買い替え時期や選ぶ時のポイントをお伝えしてきました。
けれど、沢山ある日傘の中から選ぶのが難しいという人もいるはず。



結局どれが良いんだろう?
ここでは、遮光率も高くてデザインも可愛いおすすめの日傘を紹介します。
サンバリア100
サンバリア100の日傘は完全遮光100%が魅力的なブランドです。


サンバリア100の日傘は完全遮光。紫外線、赤外線、可視光線など、地上に届くすべての光を100%カット。完全遮光という機能が、暮らしの中でどのように役立つのかご紹介します。
引用元:サンバリア100
先ほど1級遮光傘の説明をしましたが、サンバリア100は独自開発した4層構造の生地なので100%紫外線をカットしてくれるんです。



0.01%も妥協しないブランドなんです!
そして何よりデザインが可愛いから見てください。






上記はサンバリア100の一部分なのですが、めちゃくちゃ可愛いですよね。
このほかにも薄いブルーやピンクもあるし、フリルがないカジュアルなデザインもあるので、きっとお気に入りが見つかると思いますよ。
ただ注意したいのは、サンバリア100は人気なので夏頃に人気のデザインを買おうと思っても在庫がない状況になりがちです。
欲しいデザインが決まっているなら在庫があるうちに、注文しておいた方が安心です。



楽天やアマゾンでの取り扱いはないので、公式サイトでみてくださいね。
芦屋ロサブラン
芦屋ロサブランも完全遮光100%のブランドで、高級感があります。
こちらもサンバリア100と同じく0.01%も妥協しない【完全遮光100%】の日傘なので、絶対焼けたくない人におすすめ。


第三者機関による品質検査にて、ロサブランの日傘はすべてのカラーにおいて、遮光率・UVカット率100%を達成。紫外線保護係数においては最高値のUPF50+を取得しました。
引用元;芦屋ロサブラン
芦屋ロサブランは、全体的なフォルムがふわっとしたブーケ調で少し大人っぽい雰囲気があります。



こちらもデザインがめちゃくちゃ可愛いです。


色もブラック×ピンクやアイボリー、ネイビーなど色々な組み合わせができるので、かなり迷ってしまいそう…。
もちろんシンプルなデザインもあるので、カジュアルな洋服に合わせたい人も安心ですよ。
ただサンバリア100と同じく、夏場に買おうと思っても人気で在庫切れになることが多いです。



売り切れになる前に早めにゲットしてくださいね。
いつから使うから迷ったら、日傘は4月から10月頃まで!
日傘をいつからいつまでさすのか迷ったら、4月~10月がおすすめ。
UV-Aは年中変わらない量が地表に届いていますが、UV-Bは4月から増え始め7月にはピークを迎えます。
肌の老化を防ぐためにも、忘れずに日傘をさしてくださいね。
またUVカット加工されたものは、2~3年で加工がなくなってしまうので要注意。



日傘の買い替え時期や選び方のポイントもぜひ、参考にしてください。
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