「この子といたらしんどいな」「もう一緒にいたくないな」と悩みつつ、なかなか縁が切れない人も多いはず。
実際に友達と縁を切ったら、その後どうなるのか不安になりますよね。
縁を切るっていう行為自体してもいいか気になる…
このページでは、学生時代かなり仲がよかった友人と縁を切った私が「友達と縁を切るとどうなるのか」「縁を切るべき人」の特徴を紹介します。
また逆に縁を切るべきではない人や、行動を起こす前に注意すべきことをまとめるので参考にしてくださいね。
友達を縁を切るか迷う時の考え方
まず、縁を切ることは悪いことではありません。
確かに今まで仲良くしていたのに縁を切るなんて人として最低…というか、罪悪感がすごく湧いてしまいますよね。
けれど「縁を切りたい」と思った時点で友達関係はすでに終わっているし、偽りの心で付き合っていてもお互いにとって良くないです。
友達は平等な立場で、利害関係なくお互いを思いやれる関係のことだよね。
どちらか一方が「楽しくない」「辛い」という気持ちがあるなら、縁を切ってしまって良いんです。
また今までは一緒にいて楽しいと思っていたのに、気持ちが変わってしまったのは自分自身が成長したからでもあります。
自分の周りの環境をリセットする良い機会なのかもしれませんよ。
縁を切った方がいい友達の特徴
友達と縁を切っても良いということは分かったものの、いざ行動を起こそうとすると踏み切れませんよね。
ここでは「縁を切るべき友達の特徴」を紹介します。
以下に当てはまる人なら、離れても後悔はしませんよ。
約束を守らない人
約束を守らない人は、自分のことしか考えられない人なので縁を切るべきです。
例えば、
- 平気で待ち合わせ時間に遅れて来る
- 別の子との予定を優先する
- 内緒の話をみんなにバラす
上記のように約束を守れない人は、他人よりも自分が大切な人ですよね。
あなただったら許してくれると甘えているのかもしれませんが、それは言い方を変えれば見下しているということ。
また他の子との予定を優先するのは、その子にとっての1番は別の子だということなんですよね。
口が軽いのも信用できない…
自分を1番に考えてくれない友達のことを、1番大切にするのは時間の無駄。
お互いを1番として優先し合える関係ではないなら、縁を切っても大丈夫です。
自己中心的な人
自分が1番ではないと気が済まない、自己中心的な人とも縁を切りましょう。
- 話を聞いてくれない
- 自分に従わせようとする
- マウントを取ってくる
- 自分の都合で考える
もし友達が自分の話を聞かずに、自分の話ばっかりする人なら要注意。
遊ぶ場所も時間も友達の都合ばかりで、そのくせ自分では予定を決めない…なんて人は、一緒にいると疲れてしまいますよね。
LINEの返信を急かしてくる割には、自分の返信は遅い人もいるよね。
友達関係は一方が我慢しているものではありませんし、都合のいいように使われていると感じたらすぐに縁を切りましょう。
嘘をつく人
嘘をつく人は、人として信用ができないので距離を置いた方がいいです。
「知ってるよ」「やっておいたよ」など些細なことでも、息を吸うように嘘をつく人は危険です。
嘘をつかれた相手の気持ちを考えられないのかな…
また小さな嘘がどんどん膨らんで大きな嘘になることもあります。
最終的に何を信じればいいか分からなくなる前に、縁を切っておいた方がいいですね。
見下してくる人
「自分より下」「自分より上」と友達に順位をつける人とは、縁を切りましょう。
平等でない人はもはや友達でもないため、悩む必要はないかと思います。
- 学歴で態度を変えてくる
- 稼ぎを比較してくる
- 自分の方がモテるアピールをしてくる
- 付き合っている彼氏を査定する
例えば「私は大学を出ているけど、あなたは高卒だよね」など、学歴などで態度を変えたり、稼いでいる金額で態度を変えるようなら危険。
一緒にいても自分がみじめな気持ちになるだけ…離れた方がいいです。
また自分よりモテないから下、彼氏の顔がかっこよくないから下など、自分の基準で人をランク付けする人も今すぐ離れた方がいいです。
自分独自の判断基準でランク付けする人は、一緒にいてもプラスになりません。
利益目当ての人
利益目当てで人に近づいてくる人とは、離れた方が良いです。
- 一緒にいるとチヤホヤしてもらえるから
- おごってもらえるから
- 芸能人に会えるから
- 異性を紹介してもらえるから
など、あなたと一緒にいることで自分の利益を得ようとしてくる人とは縁を切りましょう。
その人は自分と一緒にいると楽しいわけではなく、それによって得られる利益を見ています。
すべてがなくなった時、すぐ離れていきそう…
友達というのは、本当に辛い時に味方になって助けてくれるもの。
そういう人は利益がないと分かった瞬間に離れていくし、困った時も助けてくれないことも多いで、離れた方が正解です。
価値観が合わない人
「日常生活での考え方」「お金の使い方」が違う人とは、一緒にいると疲れてしまいます。
- 毎回高級店に行く友達
- 店員さんにきつく話す友達
- 実家がお金持ちの友達
例えば、自分はバイトをしながら一人暮らししている身なのに、実家がお金持ちの友達と遊ぶ場合。
その友達とカフェする時はいつもホテルのラウンジ、夜ご飯は高級店だったらさすがに疲れてしまいます。
相手がこちらに一切合わせる気がないことが問題です。
また自分はお店の店員さんにも丁寧に話したいけど、友達はそうではない場合。
こちらも店員さんに横柄な態度をとる友達をみてストレスが溜まりそうですよね。
悪い人ではないけれど「一緒にいるとしんどい」「なんか合わないな」という人とは、距離を置いた方が良いです。
その人と会うたびにしんどい思いをしないといけないし、相手がこちらに合わせる気もないなら、すでに友達関係ではないのかも。
お金にルーズな人
「お財布を持ってこない」「お金を借りて返さない」など、お金にルーズな人は後々トラブルになるので縁を切った方がいいです。
私は100円500円だったとしても、お金を返さない人は信用しないことにしています。
少しケチだと思われるかもしれませんが、借りたものを返すって当然のこと。
それができない人とは、仲良くできません。
「たかが100円」と相手は思っているかもしれないけど、たかが100円なら自分で払えと思っちゃうんですよね。
お金にルーズな人には、絶対に貸さないように注意してくださいね。
どうしてもと言われたらあげても良い金額をあげて、その人とは縁を切りましょう。
友達と縁を切ったその後どうなった?体験談
私は学生時代からの友人と縁を切ったのですが、後悔はしていないし、その後も連絡を取っていません。
私が縁を切った友人は20年来の、小さいころからの友達です。
その子とは働き始めてから会って仲良くしていたのですが、ある時から関係性に疑問を持つようになってしまったんですよね。
というのもその子は夜の仕事を始めて、稼ぎが良くなり身なりや住んでいる部屋のグレードも上がっていきました。
一緒に旅行に行ってもその子だけビジネスでした…
そして、もう一人の友人(C子)を入れて3人で遊ぶことが増えていった私たちに転機が訪れます。
というのもC子に、私の悪口を言っている所を聞いてしまったんです^^;
「英語が話せないし、仕事もできない、自分よりモテない」的な見下すような会話でした。
その後C子からも「こんなことを言っていたよ」的な話を聞いて、もう友達としてはいられないな…と感じ縁を切りました。
ちなみに私が英語を話せないのは本当ですが、仕事については一緒に働いていないので知らないはずです。
小さなころからの友達だし、稼ぎや行く店が変わっても仲良くやっていけると思っていました。
けれど見下された時点で、私たちの関係性はもう終わってる。
縁を切ることにためらいがあったので、一度は自分の不満をぶつけてみましたが、相手に悪気はないようでした。
もう分かり合えることはない…と感じたので、縁を切ることにしました。
その後何回かLINEや電話があったのですが、放置していたら連絡が来なくなりましたよ。
その子と連絡を取らなくなってから10年は立ちますが、全く後悔していないし、また連絡を取りたいと思ったことは1度もありません。
彼女は彼女で楽しくやっているだろうし、私も平和です。
後ろめたいことは一切ないので、まったく後悔はないし、もし共通の友人から詳細を聞かれたら自分の考えを言うつもりです。
もし悩んでいる人がいるなら、参考にしてくださいね。
友達と縁を切ったその後が心配…関係の断ち切り方
友達と縁を切る時は、徐々にフェードアウトしていく方法が1番いいと思います。
私の場合は電話やLINEを放置したのですが、話し合いの後なので相手もなんとなく察していたんでしょうね。
話し合いもなくフェードアウトするなら、
- LINEの返事を遅くする
- 絵文字を少なくする
- そっけない雰囲気を出す
- 電話にでない
上記のように徐々に行動に移すとスムーズです。
そっけない雰囲気を出せば相手も気が付くよね。
もし学校や職場で会うのなら「自分からは話しかけない」「話しかけられたら必要最低限答える」という態度を徹底します。
縁を切りたい友人にそっけない態度をする時、周りの関係ない友人を巻き込まないように注意してくださいね。
自分が孤立する可能性があるので気を付けましょう。
縁を切らなきゃ良かった!本当の友達とは
本当の友達というのは、平等で利害関係なしに、本音を言い合える関係です。
ここでは、縁を切りたくない大切にするべき友達の特徴を紹介します。
下記に当てはまる子とは縁を切らないでください!
本音を言い合える
自分の言いたいことを、本音で話せる友達は貴重な存在です。
「これを言ったらバカにされる」「嫌われる」という心配がなく「この子なら分かってくれるだろう」と思える人ですね。
他の人には言いづらい過去や、ハマっている趣味の話など気にせず話せる子がいるならその子のことは大切にしましょう。
また「一緒にいて疲れない」「また会いたいと思える」という人も同じ。
自分が自然体でいられる存在ってかなり貴重なので、大切にしてくださいね。
お互いの幸せを喜べる
「就職先が決まった」「彼氏ができた」「給料が上がった」そんな時に、一緒になって喜んでくれる人は、大切にすべき友達です。
純粋に相手の幸せを喜べるのは、利益目的じゃない証拠。
また自分も「悔しい」「なんでこの子ばっかり」など、いやらしい気持ちがなく喜べる相手は大切にすべき。
自分にはなんのメリットもないのに、喜べる関係こそ友達ですよね。
欠点を指摘してくれる
自分が道を踏み外した時に、叱ってくれる人も大切にすべき友達です。
例えば自分が万引きをしたとき「タダで手に入って良かったね」という人と「犯罪だからダメだよ」と、注意してくれる人がいたらどうでしょう。
確実に後者の方が、自分のことを考えてくれている人ですよね。
物事によっては自分を肯定してくれる人を信用してしまいがち。
けれど物事の本質をみて、嫌われてもいいから正しいことを言ってくれる人こそ大切にすべき人です。
その場の利益だけを見て味方してくれる人か、利益関係なく叱ってくれる人なのか見極めたい所ですね。
友達と縁を切ったその後に後悔したくない…注意点
友達と縁を切った後に「戻りたい」と思っても、難しい場合があります。
自分から縁を切っておいて、復縁を迫るのは勇気がいるよね。
縁を切った後に後悔しないためにも、気を付けたい注意点を紹介します。
まずは話し合う
私のように決定的な証拠や確信がある場合は、すぐに行動に移しても後悔はありません。
けれど「悪口を言っていたらしい」「裏切られたかもしれない」など、半信半疑な状態で縁をきるのは要注意。
もしかしたらそれは思い込みで、自分の勘違いかもしれませんよね。
そうなると数年後真実をしって、縁を切った事を後悔するなんてこともありえます。
そうならないためにも曖昧なことは、話し合って確信を得ましょう。
直接ではなくともLINEや電話で話せば、話しにくいことも聞きやすいです。
話し合いの末やっぱりもう友達でいられない…と思うなら、10年たっても後悔はありませんよ。
第3者に悪口を言わない
縁を切る前や切った後「第3者に悪口を言う」のは辞めましょう。
第3者というのは、共通の友人や知り合いのことです。
それを第3者に漏らすと余計なトラブルに発展するし、自分の信用も下げることになります。
あくまで自分と友達の2人の問題ですもんね。
ちなみ私は縁を切った相手のことや、理由を誰かに話したことはありません。
けれど相手は話していたようで、数年後ばったり会った友人から「○○と喧嘩して縁切ったらしいね」と言われました^^;
その瞬間「あぁあの子はそうやって周りに伝えているんだな」と分かったし、縁を切って良かったと確信する結果になりましたね。
2人の問題を他人に話すとトラブルになるので、個人的には話さないことをおすすめします。
縁を切ったその後を考える
共通の知人が多い場合、縁を切ったその後どうなるか想像しておいた方がいいです。
例えば、同じグループの中で縁を切る場合、その他の友人も巻き込むことになります。
- 自分だけグループを抜ける
- 相手をグループから追い出す
- お互いグループには残り接点をなくす
私は「自分だけグループを抜ける」を選択したので、友達が減りました^^;
けれど他の人に迷惑をかけていないし、どうしても連絡を取りたい時は個別に連絡することもできるので後悔していません。
気を遣うこともなくなったからスッキリしたかな。
「相手をグループから追い出す」「グループには残る」という選択は、周りの子にストレスをかけると思います。
特にお互いグループに残る場合は、かなり気を遣わせますよね。
共通の友人がいる時は、周りの友人との関係性も考えておくと良いですよ。
友達と縁を切ったその後が気になるならよく考えてから
友達と縁を切るかどうか悩んだら、まずは話し合いして確信を得ることがおすすめ。
自分の勘違いだった場合、後々後悔することになるもんね。
けれど、自己中で見下したような態度をとる友達と縁を切って、後悔することはまずありません。
自分のことを優先して考えた時、その友達関係は人生のプラスになるのか考えて行動してくださいね。
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