独身女性が一度は考える「結婚しない女の末路はどうなるのか」問題。
自分は独身なのかな?将来どうなるんだろう…。
そこで今回は、結婚しない女性の末路と独身女のメリット・デメリットをまとめていきます。
最後には、独身女性が今からでも選べる選択肢も紹介しますよ。
なんとなく「まぁ、なんとかなるだろう」と放置していた人も、独身女性の末路を一緒に考えてみてくださいね。
結婚しない女の末路は悲惨と言われるワケ
「結婚しない女は将来悲惨だ」とよく言われますよね。
私もよく親から言われるのですが、具体的に何が大変なのでしょうか。
ここでは、結婚しない女の末路がキツイと言われる理由を紹介します。
孤独を感じる
親によく言われるのが「孤独」ですね。
1人で旅行に行ったりご飯を食べたり、一人行動が平気な人でも、365日一人だと寂しさに耐えられなくなると言われています。
確かに楽しい思い出を誰かと共有したり、愚痴を聞いてもらったり、、そういう機会がないと自分の感情が乏しくなってしまいそう…。
友達を誘いたくても、その子には家族がいて誘いづらかったり「家族が待っているから」と変えられるとより孤独を感じてしまうかもしれません。
ふとした瞬間に寂しさが襲ってくることってあるよね…。
夕飯も誰かのために作らないと張り合いが出ないので、質素なものになりやすく、最終的に「孤独死」を迎えてしまう可能性もあるんですよね…。
ちなみに国土交通省のデータを見ると、年々孤独死を迎える人は増えています。
例えば自宅に1人でいる時に、そのまま倒れてしまったら…。
そんなことを考えると、結婚しない女性の末路が大変と言われるのも納得できますね。
仕事を辞められない
結婚すればパートナーの収入もあるので、お金の不安は半分になります。
人によっては専業主婦になり、自分でお金を稼ぐ必要がなくなる人も出てきますよね。
けれど結婚せずに1人で生活すると、病気やケガで入院した時も自分の生活費は自分でなんとかしなくてはいけません。
老後2000万円問題もあるしし、まずは老後のお金を確保しないと安心できない…
また、働かなければ生活ができないので、定年まで働き続けることになります。
60歳を過ぎて健康なら働き続けられますが、いつ自分が病気になるか分からないため、自己管理を徹底的にしないといけませんね。
病気の時誰にも頼れない
結婚していないと、病気やけがをした時誰にも頼れません。
例えば、私の父親が最近病気で倒れたんですけどね。
入院中の手続きや父宛の郵便物の確認、各所への連絡など代わりに全部母がやっていました。
病院への送り迎えも母がしていたので、父はかなり助かったと思います。
また入院に際しての誓約書などのサインは、遠方に住む私や姉が対応しましたし、そういった病気や入院時頼れる家族がいるというのは安心です。
もしこれで父親が独身だったとしたら、かなり大変だったと思うんですよね。
入院の手続きも一人でして、自分の車で病院に行って、郵便物は誰にも対応してもらえない…。
退院しても迎えに来てくれる人もおらず、ご飯も自分で用意することになります。
そういった緊急事態の時に、誰かに頼ることができないというのは結婚しない女の悲しい末路だと思います。
体が弱っている時は孤独を感じやすいよね…。
周りに気を遣わせる存在になる
独身女性ってなんとなく気を遣うし、気を遣われる存在になりがち。
親や親戚からはもちろんのこと、友人や職場の人からも「なんで結婚しないの?」なんて色々詮索されそうです。
さらにまだ直接言ってくれるならまだしも、陰で「何か問題があるのでは」など噂されては困りますよね。
恋愛の話になると若い子から気を遣われてウンザリ…
もちろん親や親戚・周りの人間のために結婚する必要はありませんが、はれ物扱いされてでストレスを感じることは多いと思います。
結婚しない女のメリット
結婚しない女の末路はキツイと言われますが、メリットもあります。
老後は「お金」「孤独」「健康」でキツイ現実が待ち受けていますが、若いうちはメリットの方が多いのではないでしょうか。
ここでは、結婚しない独身女の良い部分を紹介しますね。
嫁姑・ママ友問題に巻き込まれない
まず結婚したからこそ関わるる嫁姑・ママ友問題に巻き込まれないということです。
SNSで見ていてもこの2つの問題はかなり大変そう…
姑と上手くやれないとお盆やお正月など帰省するのが憂鬱だし、近所に住んでいるなら余計なトラブルも増えそうですよね。
また将来姑と同居して介護しなければいけない…なんてことになったら、自分も介護疲れでどうにかなってしまいそうです。
さらには保育園や幼稚園のママ友問題。
子供の友達のママだからと言って苦手な人とLINEグループで会話したり、行きたくもないランチに同行したり、家に遊びに行ったり来たり。
女同士のマウントの取り合いは考えただけで、疲れます…
想像するだけでストレスが溜まる姑・ママ友問題ですが、結婚しなければ巻き込まれることはありません。
余計な人間関係に巻き込まれないのは、独身女のメリットですよね。
仕事のキャリアが途切れない
仕事に専念できるのは、独身女のメリットです。
結婚すると「できれば家を優先してほしい」と言われるかもしれないし、相手の転勤に付いていくために仕事を辞めないといけなくなるかも。
また子供ができたら出産のために休まなくてはいけないし、一旦そこでキャリアがなくなってしまいます。
自分の努力で役職に就いて、やっと任せられた仕事ができなくなるのは辛いですよね。
結婚すると2人の人生になるので、自分のことを一人で決められない窮屈さがあります。
夜遅くに帰るのも結婚すると気を遣ってしまう…
その点独身だと自分のことは自分の判断で全部決めれるので、仕事を頑張りたい人にとってはメリットしかありませんね。
お金と時間を自由に使える
独身女性は稼いだお金を自分のために使うことができます。
もちろん老後の貯金問題はあるものの、それとは別に自由に使えるお金も多いので、買い物や旅行など趣味にお金を使えるんですよね。
留学や習い事など、自分に磨きをかけるための自己投資をすることができます。
結婚すると結婚式などの出費が増えるし、子供ができるとお金の使い道はほぼ子供のことになっちゃうんですよね。
パートナーが病気やケガをしたときは、自分が大黒柱となって家族を支えないといけません。
自分のお金を自由に使えるのは、独身女のメリットでもありますね。
色々な人と交流できる
結婚していない女性は、色々な人と交流することができます。
結婚していたり、子供がいると自由に誰かと連絡先を交換することもできないし、遠慮することも多いですよね。
例えば若い男性やバーのオーナーなど、恋愛関係なく知人として交流したくても後ろめたくで親交を深めることはできません。
その点独身女性は気を遣う相手がいないので、老若男女問わず、気の合う人と交流を深めることができます。
色々な人と交流を深めることで、知見を広めることができますよ。
そこからまた広い世界に繋がる可能性も高いので、そういった機会を逃さずキャッチできるのは独身のメリットと言えますね。
結婚しない女が将来ぶち当たる壁
結婚しないと気が楽なことも多いですが、1人でするには大変なこともあります。
誰かが一緒にやってくれないと大変なこともある。
ここでは独身女性がぶち当たる壁を2つ紹介しますね。
親の相続・実家じまい
悲しいかなやってくる親の死。
沢山やるべきことがあるのですが、結婚していないと全部1人でしなくてはいけません。
例えば、
- 葬儀の手配
- 年金・住民票の変更届
- 税金手続き
- 銀行の預貯金などの払い戻し
- 自動車の売却や名義変更
- 実家の片付け
これはほんの一部なのですが、他にも公共料金や携帯電話の解約など細かい手続きも全部自分で調べてやらなくてはいけないんです。
考えただけでもバタバタしそう…
急いでやらないといけないことも多いため、悲しみに浸る暇もなく手続きしないといけません。
結婚して家族がいれば、一緒に片付けしてもらえたり相談できるのですが、一人だと黙々と作業するのみ。
突然やってくる事態にパニックにならないため、早めに手続き関係は予習しておいた方がいいですね。
親の携帯や銀行の暗証番号は共有しておきましょう。
自分の終活
親のこともそうなのですが、一生独身でいるなら自分の終活についても考えておかなければいけません。
例えば、
- 自分の葬儀はどうするのか
- どこのお墓に入るのか
- 入院していた病院や施設の料金はどうするのか
- 公共料金や携帯の解約はどうするのか
- 住んでいた自宅はどうするのか
自分がいなくなった後のことは、誰かに頼むしかないので、分かりやすくまとめたエンディングノートを書いておく必要があります。
死後事務委任契約というのがあって、第3者に任せることができるみたい…。
まだまだ先の話かもしれませんが、そういった終活もいずれはしないといけないことを忘れてはいけませんね。
独身女性の最終手段3選
ここまで結婚しない女性の末路を紹介してきました。
結婚しない=辛いというのは間違いだし、実際にメリットもあると思うんですよね。
けれど、孤独死や就活など70代・80代の自分を想像したらぞッとしたという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、独身女性の選択肢を紹介します。
結婚相手を探す
今一度本気で結婚相手を探してみる、という選択肢もあります。
私の周りに「彼氏いない、結婚できない」と嘆いている女性がいますが、はたから見て本気で困っていなさそうなんですよね。
そう見せているだけなのか、自然に相手が見つかると思っているのか定かではありませんが、自分から求めないと出会いはやってきません。
ましてや20代の頃のようにポンポンと合コン相手も見つからないので、30代40代は結婚相談所に登録すべき。
やっぱり結婚相談所が安心だし、確実だよね。
私の友人はマッチングアプリを利用していましたが、軽い気持ちの人が多いということで断念。
今は、結婚相談所で毎週色々な人と面談してお相手を探しています。
やっぱり結婚相談所はあらかじめ相手の要望や年収、顔が分かるから安心だし、結婚前提だから安心できると言っていましたよ。
もし行動も起こさずに「相手が見つからない」と嘆いているなら、一度本気になってみませんか。
友達を見つける
結婚しなくても、老後の相談ができるような、友達を見つけるのも良いと思います。
友達ですから同性でも良いですし、ご飯に行ったり旅行したり…何かを共有できる人がいれば「孤独」は解消できますよね。
相談できる相手がいるのは素晴らしいです。
突然ですが「最高の人生の見つけ方」という映画をご存じですか?
それぞれ余命宣告を受けた幸枝(吉永小百合)とマ子(天海祐希)が出会って、残された時間を一緒に過ごす話なんですけどね。
この映画を見ていると、終活を一緒に考えられるような女友達がいたら楽しいだろうなって思うんです。
映画では幸枝(吉永小百合)には家族がいて、独身ではないんですけどね。
本来映画が伝えたい内容とは違うかもしれませんが、幸枝(吉永小百合)とマ子(天海祐希)のような女友達を探すのも良いのではないでしょうか。
今まで会ったことがない人と出会うには、今まで行ったことがない場所に行く必要がありますよ。
- 行ったことがない国・県
- 入ったことがないカフェ・バー
- 英会話・着付け・陶芸などの習い事
など、新たな出会いを求めて行動してみてくださいね。
ちなみに私は行ったことがない国、行ったことがないバー、着付け教室で年代も性別もバラバラの友人ができました。
初めての場所は不安になるので、友達になるハードルが低くなるのでおすすめ。
見知らぬ土地に飛び込んでみてください!
結婚してパートナーを見つけるのではなく、老後も付き合える友人探しをするのも一つの選択肢だと思いますよ。
同居できる相手を探す
結婚はしなくても同居できる相手を探すという手もあります。
結婚となると「契約」になるので、重くとらえてしまう人も多いんですよね。
もっと気楽に考えて良いのかも…。
また、突然ですが「バツイチ2人は未定な関係~『ふつう』、やめます!編~」というドラマを知っていますか?
たまたま見たのですが、これを求めている女性も多いんじゃないかなって考えさせられるものでした。
どんな内容かというと、真実(本仮屋ユイカ )が同窓会で修吾(早乙女太一)と再会して付き合う話なんですが、今までの恋愛ドラマと全然違います!
というのも、真実と修吾はお互いに恋愛や結婚を求めていなくて、それぞれ一緒に生活できる男女が欲しいと思ってるということ。
つまり体の関係は一切なしで、一緒にいるだけなんです。
一緒に映画を見たり、ご飯を食べたり出かけたりするけど、体の関係は一切なしでお互いを詮索することもなく生活できる。
個人の生活を尊重しながら、誰かと共有したいことはできるという、夢のような生活です。
こういうドラマのような関係を望んでいる人が他にもいるかもしれないし、ただ同居できる相手を探すというのも1つなのではないでしょうか。
結婚しない女の末路はちょっと寂しい。結婚しなくても人脈を広げるべき
今回は、結婚できない女性の末路について考えてみました。
独身だと若い頃は自由もあるしメリットが多く感じられますが、高齢になるとデメリットが大きくなりますよ。
結婚しなくても友人や仲間を増やしておいた方が良いのかもしれませんね。
「独身だけど、まぁどうにかなるだろう」「流れに身を任せよう」と放置していた人も、この記事を読んで何か考えるきっかけになれば嬉しいです。
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